ジャガード機のメンテナンス・カスタマイズ Tel.0776-56-0402
大森ジャカードは、国内に数少ないジャガード機専門業者です。
現在、国内のジャガード製造業者はなくなってしまい、フランス・ベルギー・中国といった海外製のジャガードが主要となっております。
当社では、海外製のジャガードを日本仕様に改造して販売しています。
また、ハーネスやギャントリーといった周辺機器の設計・製造・施工もできますので、ジャガード機のことなら、なんでもお任せください。
小さい頃から子供会活動などを通し、地元の大人に関わってもらった楽しい記憶が多く、自分も何かの形で福井に貢献したいと思っていました。剣道で全国を目指して県外に出ていた時期にも、後輩の練習相手をするためよく帰福し、出身中学や高校の部活に顔を出していました。そのたびに祖父である先代より繊維王国と言われていた頃の福井の話をよく聞かされていました。また、後継者がいない話も耳にしました。
織物を織るというのは大切な文化であると気づき、社長(父)の仕事に想いを馳せたとき、「跡を継ぐのは自分しかいない」と自然に思うようになっていきました。
三代目 大森 豪
子供の頃、幾度か先代の仕事しているところに顔を出してはいたものの、いざ自分が跡を継ぐとなった時に、具体的にどのような仕事なのかを把握していない状態からのスタートであり不安でした。
昨今では同じ機械と言っても種類によって扱う部品も異なり、大量生産する商品でもないので、継続して同じ内容の作業を経験し技術を磨くという機会があまり得られません。
なので、個々の作業はまさにぶっつけ本番です。
ですが、逆に考えれば、その技術を身につけることで、将来は数少ない貴重な技術者の一人として社会に貢献できるという期待を持っています。
台湾製品の技術研修や上海展示会など中国、ベトナムに行く機会が増え、英語、中国語の必要性を感じています。CDや教室等で習っているものの、早口で全く聞き取れません。今はコミュニケーション力(身ぶり手ぶり)で乗り切っていますが、いずれ習得し身に着けていきたいと思っています。
日々の作業では、ジャカードもハーネスもミリ単位の作業であり、またお客様によってニーズも異なるので常に確認を心がけています。
まだ今すぐには福井の繊維業界に貢献できるとは思っていませんが、繊維文化に関わっているという誇りを持って、今後も技術の習得に努めていきたいと思っています。